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お知らせ2016.03.22

JIS Z9098にて災害別避難誘導標識システムが制定されました。

平成25年災害対策基本法改正により「指定緊急避難場所」及び「指定避難場所」の表示ついて、全国的に標準化された図記号を用いることが望ましいとされたことから、 平成28年3月22日付でJIS Z9098:2016「災害種別避難誘導標識システム」が定められました。

既に制定されているJIS Z9097(津波避難誘導標識システム)以外の災害種別について、人々が安全な場所へ避難する際に利用する避難誘導標識の記載内容や設置例に加え、暗闇対策としての 蓄光材等の使用方法について規定されています。
基本となる①災害注意標識、②災害避難情報標識、③災害避難誘導標識、④災害避難場所標識といった、標識に含まれるべき情報についての規定に加え、これらの標識を避難場所に至る道のりに途切れることなく設置することについて定められました。

また、2020年オリンピック・パラリンピック東京大会開催に向けた対応として、緊急時に誰しもが素早く安全に適切な場所へ避難することを可能にするためJIS Z8210案内用図記号を改正し、災害種別図記号が新たに追加されました。
【平成28年3月22日付でJIS改正・制定された災害種別図記号】
災害種別一般図記号



なお、災害種別図記号による避難場所表示の整備に当たっては、緊急防災・減災事業において、特別交付税措置の対象になっています。