蓄光式避難誘導製品の納入実績
八幡浜港フェリーターミナルビル
◆愛媛県八幡浜市への蓄光式避難誘導標識の設置概要
八幡浜港フェリーターミナルが港の新たな拠点として2022年4月1日に供用が始まりました。新ターミナルビルの4階展望ロビーには最大500人を収容できる避難施設が設けられ、津波の際の防災拠点としても活用されることから、弊社が提供する蓄光式避難誘導標識 (焼付けタイプ)が正式採⽤されました。
◆愛媛県八幡浜市へ納入した蓄光式避難誘導標識の仕様ついて
愛媛県八幡浜市は全域が「南海トラフ地震津波避難対策特別強化地域」に指定されていることから、居住者等の南海トラフ地震に伴い発生する津波からの迅速かつ円滑な避難の確保を目的として地域防災計画を策定し、避難場所、避難経路、避難施設等の整備を実施してきました。
その一環として、「フェリーふ頭再整備事業」を2015年に着工。災害時でも港湾機能を維持できるよう「防災機能の拡充」を図りました。また、新たな観光拠点としての側面もあるため、地震による津波が発⽣した際に昼夜を問わず誰もが迅速に避難できるように、蓄光式避難誘導標識を設置しました。
・標識タイプ:高輝度蓄光式避難誘導標識(焼き付けタイプ)
・対応規格:JIS Z9098 屋外Ⅱ類
・標識サイズ:W400mm×H800mm / W200mm×H400mm / W197mm×H397mm
・ベース基材:厚み2.0mmのアルミ板(角10R加工)
・言語表示:日本語・英語の2か国語
・設置基数:5基
・発光色 イエローグリーン
・高耐候UVインクジェット印刷
・高耐候トップコート(落書き・貼り紙防止)を表面に塗布
*設計・制作:株式会社アイビ広告・三和産工株式会社
*デザイン・設置:株式会社アイビ広告
*設置日:2022年3月10日
弊社の高輝度蓄光式避難誘導標識(焼き付けタイプ)は、屋外使用を目的として開発された極めて耐水性に優れた蓄光顔料を使用していることから、10年相当の屋外耐候性を有しています。
また、サイクル腐食(塩水噴霧/乾燥/湿潤に準ずる)試験(1,200時間)において、目立った変化がみられなかったことから、塩害が懸念される沿岸部での使用に適します。