蓄光材の基礎知識

蓄光材のあらまし

蓄光材とは

太陽光や⽩⾊蛍光灯・⽩⾊系LEDライトなどの紫外線を吸収し、蓄 えたエ ネルギーを可視光線に変換し発光する材料で、光源が断た れた後にも⼀ 定時間発光し続けるため、暗所で視認することが可 能です。

暗所での視認性は時間 経過とともに徐々に低下しますが、励起すると再び光り出す性質を 持ちますので、紫外線の吸収・蓄積・発光のサイクルを半永久的に 繰り返します。

蓄光材とは

実際には、明るいところでも発光しているのですが、周りの環境が明るいと発光を視認することはできません。

夜光と呼ばれた歴史⽌

夜光と呼ばれた歴史⾊

古くは、時計の⽂字盤や計器盤等、夜間の視認を可能にするものと して夜光と呼ばれた経緯があります(※)。レアメタルを主体としているので⾮常に⾼価です が、電源や配線が不要で、ランニングコストやメンテナンス 費⽤ がかからないことから、暗所における⽬印として有効です。

※かつては⾃発光物質(光を当てなくても⾃ら発光するもの)を使 ⽤していましたが、発光する際に放射線を発するため、現在は世界中で使⽤が禁⽌されています。

避難誘導に蓄光材を用いるメリット

MERIT01電源を
必要としない

Co2削減効果

MERIT02設置が容易

電源不要なのでどんな場所にも設置できます

MERIT03ランニング
0円

イニシャルコストのみで設置が検討できます

MERIT04メンテナンス
フリー

電球やバッテリーの交換・修理の必要がありません