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蓄光材についてPhosphorescent material

蓄光材の基礎知識

蓄光材の発光色

蓄光材の発光色

太陽光や白色蛍光灯・白色系LEDライトなどの紫外線を吸収し、蓄えたエ ネルギーを可視光線に変換し発光する材料で、光源が断たれた後にも一 定時間発光し続けるため、暗所で視認することが可能です。(発光色は、 ブルーとグリーンの2色。)

蓄光材と防犯の関係

蓄光材と防犯の関係

古くは、時計の文字盤や計器盤等、夜間の視認を可能にするものとして夜光と呼ばれた経緯があります。(※) 暗所での視認性は時間経過とともに徐々に低下しますが、励起すると再び光り出す性質を持ちますので、紫外 線の吸収・蓄積・発光のサイクルを半永久的に繰り返します。 レアメタルを主体としているので非常に高価ですが、電源や配線が不要で、ランニングコストやメンテナンス 費用がかからないことから、暗所における目印として有効です。

※かつては自発光物質(光を当てなくても自ら発光するもの)を使用していましたが、発光する際に放射線を 発するため、現在は世界中で使用が禁止されています。

蓄光材のメリット・デメリット

メリット

電源を必要としない

MERIT01:

電源を必要としない

Co2削減効果

設置が容易

MERIT02:

設置が容易

電源不要なのでどんな場所にも設置できます

ランニングコスト0円

MERIT03:

ランニングコスト0円

イニシャルコストのみで設置が検討できます

メンテナンスフリー

MERIT04:

メンテナンスフリー

電球やバッテリーの交換・修理の必要がありません。

デメリット

価格が高い

DEMERIT01:

価格が高い

レアメタルを主体としているので非常に高価です

水に弱い

DEMERIT02:

水に弱い

水分で発光性能が失われるため長期間での屋外使用ができません

検証結果 水に弱いデメリットの克服

水に弱いデメリットの検証結果

一般的に、蓄光材は、アルミン酸ストロンチウムと結合している酸化アルミが酸化水素(分子 としての水)と接触することによって加水分解を起こす( 水分や水蒸気と結びついて蓄光顔料が 分解され発光性能が失われてしまう現象)性質を有しているため、長期間にわたって屋外で使 うことが出来ません。 特に、グリーン発光は、水に非常に弱く3日程度で光らなくなります。(加水分解による化学反 応で、表面が白く変色し、蓄光の機能が失われます。) 1週間の浸水試験(蓄光面へのトップコー ト無し)をしたところ、下記のような変化が見られました。

検証の様子

また、一般的な蓄光シート(グリーン発光タイプ)で1週間の浸水試験を実施したところ、水分が蓄光層に浸透し、白く凸凹になって光らなくなってしまいました。

検証の様子02

弊社の特殊技術

蓄光シート(高輝度/中輝度)

  • 蓄光層の隙間が少なく、均一化されているのでムラが無く、薄くても長時間に亘って光ります。
  • 蓄光面をPETフィルムで保護しているので、耐浸水性が向上しています。

断面図

蓄光シートは、蓄光面をPETフィルム(※)で保護することによって、浸水耐性を高めています。 また、従来品に比べ蓄光層の隙間が少なく、均一化されているので、薄くてもよく光ります。

※PETとはポリエチレンテレフタラートの略称で、飲料用であるペットボトルの名称はこれに由来します。 厳密には、PETが水(液体)を通さないと言うデータはありませんが、分子が非常に細かく、気体ですらほと んど通さない性質のため、水分子も全く通さないという通例になっています。

蓄光顔料(耐水処理済)

  • 蓄光の粒径が均一化されているので、発光にバラツキが無く、長時間(※3)に亘って光ります。
  • 蓄光顔料の粒子表面へのコーティングによって、優れた耐水性を有しています。

塗膜イメージ

塗膜イメージ説明

※1: バインダーは製品によって異なります。 (塗布用塗料:アクリル樹脂及びポリエステル樹脂、印刷用塗料:ポリイソシアネート樹脂)

※2: 溶媒とは、固体、液体あるいは気体を溶かす液体の呼称です。工業分野では溶剤とも呼ばれています。 最も一般的に使用される水のほか、アルコールやアセトン、ヘキサンのような有機物も多く用いられ、 これらは特に有機溶媒と呼ばれます。

※3: 蓄光顔料は無機質であり、紫外線等による劣化は無く、半永久の物質です。 サンシャインウェザーメーター試験(促進暴露試験)2,000時間(10年相当)において変化は見られませんでした。