お知らせ2018.09.01
高輝度蓄光式避難誘導標識を兵庫県芦屋市に設置しました。
兵庫県芦屋市に津波避難ビル誘導標識と海抜表示の蓄光式の標識を設置しました。
津波発生時に地震による停電を想定し、地域住民が迅速かつ円滑に避難ビルまで移動する手助けとして蓄光式避難誘導標識を採用したものです。
外国人旅行客が年々増加していることから、多くの方が理解できるように日本語・英語・中国語・韓国語の4か国語表記にしました。
今回の設置では、従来とは異なる特徴がありました。
一般的に、津波避難ビルは公共施設やホテルが指定されますが、民間のマンションが指定されています。
この新しい試みは、特に都市部の沿岸エリアで活用できる事例として注目しています。
津波避難ビル標識の仕様は、日本工業規格(JIS Z9097:2014)に記載されている性能試験(紫外線強度(測定波長域360~480nm)400μW/㎡で60分照射し、照射を止めた後60分後のりん光輝度が80mcd/㎡以上、720分後のりん光輝度が4mcd/㎡以上)の性能に準じた屋外環境への適合に加え、以下の内容となっています。
・標識:自立式タイプ
・基材:アルミ複合板(四隅角R面取り)
・蓄光:高輝度蓄光シート(屋外Ⅰ類)
・表面:屋外5年相当の耐候性ラミネートフィルム(5年後の輝度の低下率が10%以内)
盤面サイズは、横600mm×縦1,200mm、図柄は津波の際の避難ビルを示す記号を使用しました。
[標識の設置例]
弊社はオリジナルデザインの蓄光式標識を承ります。
どうぞお気軽に弊社営業部にお問い合わせください。