平成23 年1 月20日付でJIS Z 9095：2011「安全標識‐避難誘導システム（SWGS）‐蓄光式」が定められました。

この規格は、不特定多数の人が出入りするデパート、ホテル、スーパーなどの商業施設、事務所、工場などの業務施設、娯楽施設、地下施設のある建造物、連絡通路を含む地下駅舎、地下街などの建物内の照明及び誘導灯が停電などで使用できなくなった時、その建物からの避難に際し視覚的な強化を図るため、蓄光式の避難誘導ラインを連続的に設置すること（蓄光式避難誘導システム）が規定されています。
蓄光式避難誘導システムに用いる蓄光式避難誘導標識、誘導ラインなどは、誘導灯及び電気式誘導標識に追加して設置されるものであると明確にされました。

注目すべきポイントとしては、設置された蓄光式の安全標識、誘導ラインなどのりん光輝度の下限値が定められたことが挙げられます。（結果、下限を満たす誘導ラインの幅については、基本値が100mmと定められました。）

規格内容の要約はこちらをご参照下さい。