蓄光式避難誘導製品の納入実績
新潟県佐渡市
新潟県佐渡市への蓄光式避難誘導標識の設置概要
新潟県佐渡市両津地区の佐渡海上保安署新庁舎に設置いたしました。
両津港で発生する津波の高さは、最大で4.9mと予想されています。
両津湾と加茂湖に挟まれた両津地区は海抜はほぼ0m。
新庁舎は、海面から屋上の床まで約14mの高さを確保しており、周辺住民ら約200人が収容できるため、津波避難ビルに指定されています。
港周辺に高層の建物が少ないことから、夜間・停電状態であっても安全な場所に迅速に避難ができるように弊社が提供する屋外用高輝度津波避難ビル標識が正式採用されたものです。
市所有の建物以外で、津波避難ビルに指定されるのは初めて。
夜間・停電状態であっても、住民の方がスムーズに避難ビルまで避難する手助けになるように、建物の上部壁面に津波避難ビルの1,200㎜角のピクトサインを、施設への入り口には900角と410角の津波避難ビルのピクトサインを設置しました。
新潟県佐渡市へ納入した蓄光式避難誘導標識の仕様ついて
蓄光面は、視認性の向上を図るため全面発光とし、発光色にイエローグリーンを採用しました。
主な仕様は以下の通りです。
・高輝度蓄光シート(屋外Ⅰ類)
・高耐候UVインクジェット印刷
・高耐候ラミネートフィルム表面被覆
・標識サイズは3種類
建物上部壁面:縦1,200㎜×横1,200㎜
施設への入口:縦900mm×横900mm、縦410mm×横410mm
文字情報は日本語と英語を併記し、図柄はJIS Z8210に規定されている災害種別一般記号の”津波”を使用し、どの災害に対応した避難場所であるかを誰もが理解できるようにしました。