蓄光式避難誘導製品の納入実績
宮城県山元町
◆宮城県山元町への蓄光式避難誘導標識の設置概要
宮城県山元町は、東日本大震災による津波で、600 名以上の尊い命が失われるとともに、約2,500世帯の家屋が水没しました。さらに、鉄道・道路をはじめとする公共交通機関や電気、上下水道等生活に不可欠なライフラインは、現況での復旧が困難なほど破壊・寸断され、水田、いちご畑、漁港等の産業基盤も壊滅的な被害を受けました。
この未曽有の災害を教訓とし、同町では、これまで実施してきた防災対策の一層の強化を図り、住民の生命、身体及び財産を地震・津波等の災害から守り、安全・安心に暮らせるまちづくりを進めてきました。
今回、津波対策の強化・複合災害対策の充実の一環として緊急避難場所、避難路等の整備等を進めるにあたり、弊社が提供する蓄光式避難誘導・避難場所標識が正式採⽤されました。
◆宮城県山元町へ納入した蓄光式避難標識の仕様ついて
避難場所には、反射シートと蓄光ピクトを組み合わせた標識を採用しました。
【避難場所標識 Ⅱ類型】
・標識サイズ:(反射部分)W800mm×H1,300mm・(ピクト蓄光Ⅱ類)W300mm×H300mm
・ベース基材:厚み2.0mmのアルミ板(角20R/平リブ加工)
・言語表示:日本語・英語の2か国語
・設置基数:18枚
・高耐候UVインクジェット印刷
・高耐候トップコートを表面に塗布
災害発生時に避難場所への迅速かつ円滑な避難を可能にするため、夜間等様々な条件を考慮し、避難誘導標識に自立式と電柱巻付け式を2タイプを採用しています。
【避難施設誘導標識 Ⅱ類型(電柱巻き)】
・標識サイズ:(反射蓄光Ⅰ類)W380mm×H890mm・(矢印蓄光Ⅱ類)W300mm×H272.7mm
・ベース基材:厚み0.5mmのアルミ板(スリット穴あけ8か所加工)
・言語表示:日本語・英語の2か国語
・設置基数:7枚
【避難施設誘導標識 Ⅱ類型(単柱+添架)】
・標識サイズ:(反射蓄光Ⅰ類)W350mm×H890mm・(矢印蓄光Ⅱ類)W300mm×H272.7mm
・ベース基材:厚み2.0mmのアルミ板(角10R/平リブ加工)
・言語表示:日本語・英語の2か国語
・設置基数:33枚
【避難施設誘導標識 Ⅰ類型(電柱巻き)】
・標識サイズ:(反射蓄光Ⅰ類)W380mm×H890mm
・ベース基材:厚み0.5mmのアルミ板(スリット穴あけ8か所加工)
・言語表示:日本語・英語の2か国語
・設置基数:16枚
【避難施設誘導標識 Ⅰ類型(単柱+添架)】
・標識サイズ:(反射蓄光Ⅰ類)W350mm×H890mm
・ベース基材:厚み2.0mmのアルミ板(角10R/平リブ加工)
・言語表示:日本語・英語の2か国語
・設置基数:35枚
*設計・制作:三和産工株式会社
*デザイン・設置:信号器材株式会社・交通施設工業株式会社・アサヒ工業株式会社
弊社は、仕様書の作成をはじめ、標識作成に必要な基材や支柱等の準備までを一括してご提供する『ワンストップサービス』を行っています。お気軽にご相談ください。